佐藤ひでこの演奏を聴いたのはいつのことであったか...
プロコフィエフの戦争ソナタを弾いていたのだがそれは凄まじいまでのテンションであった。
音に対しての非常に鋭敏な感覚を持っており美しい音はもちろんのこと必要とあらばきつい音を出すことも厭わない。
堅苦しいピアニストが多い中なんという爽快感であろうか。
その上楽譜に囚われずその裏にあるものを本能的に感じ取って演奏している。
作品からここまで色々な要素を読み取り指に伝えることのできるピアニストはそういるものではない。
また、瞬間の閃きを大事にする為意外な表情や想像を超えたものが生まれるのだ。
その表情それぞれが切れ込んだいわゆる攻めの表現なので聴き古された曲も何が起こるかわからない楽しみがある。
構成も素晴らしい、このプロコフィエフもまず客観的に しかしどっしりと構築されており堅牢な建築然とした様相であった。
この類い稀な構成力と野性本能的な躍動、即興性が結び付いた時、演奏としてはもうこれ以上何を望もうということになってしまう。
当然の事ながらショパンもまったくもって独創的であった。
葬送ソナタの終楽章など信じられない音が浮かび上がり恐ろしい程の集中力のもと美しくもグロテスクな世界観を作り上げていた。
演奏を聴くというよりも固唾を飲んで見守る様な体験であった。
これこそ真の芸術というべきであろう。
佐藤ひでこの別の顔として完治が難しいとされるジストニアを発症するも自身のリハビリのみで
完治させたほぼ前例のないピアニストというものがある。
その経験を基に自ら学会で発表する程学究肌の面も併せ持つ。
現在治療法もまとめ上げられているという。
佐藤ひでこは様々な意味で稀有なピアニストなのである。
森 曠士朗 (音楽評論家)
凄まじく鋭い感性や究極の音楽性を美音で奏でる佐藤ひでこ
佐藤を本来いるべき場所へ送り出す応援プロジェクト
皆様のお力で世界屈指の才能を応援しましょう
日本でのリサイタルやヨーロッパでの音楽活動や
佐藤の将来性を信じて
協賛していただける企業/団体/個人の方募集中!!
ご連絡は下記のいずれかのメールにお願い致します。
hsclassicjapan@gmail.com
hs@hsclassic.com
HSclassic事務局まで
☆佐藤ひでこによるレッスン受講希望者は、
上記「予約する」ボタンからお申込みください
☆佐藤ひでこによるマスタークラス(イタリア)受講希望の方
M&H Music Festival in Pistoia公式HPを参照ください
http://hsclassic.com/masterclass.html
・受講者氏名 ・生年月日 ・電話 ・メールアドレス・音楽歴
・15分程度の音源(イタリアでの演奏希望曲→コンサートに推薦します)
音源を添付したメールに上記の内容を記載し、
以下のアドレスに送信してください(担当:平ノ島)
mandhjapan@gmail.com
リサイタル開催決定!!
【日時】 2023年11月6日 (月) 開演19:00 開場18:30
【題名】 CDリリース記念 佐藤ひでこピアノリサイタル
【出演者】佐藤ひでこ
【会場】 東京文化会館小ホール
【マネジメント】ミリオンコンサート協會 TEL.03-3501-5638 (代)
【協力・後援など】
主催 :HS classic 衣装協力:趣味のきもの・帯 平塚とよしま
特別協力:Villa Magni (イタリア) 特別協力:M & H Music Festival in Pistoia
特別協力:HSclassic International Piano Performance Institute
協力 :株式会社フォンテック
後援 :駐日サンマリノ共和国大使館 / (公社) 日本演奏連盟
【チケット】全席指定 SS席6,000円 S席5,000円 A席4,000円 B席3,000円
【チケット購入】
チケットぴあ(Pコード:241668)
https://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=HA180049
【チケット当日お取り置き】
HS Group TEL,03-5860-5277(代)

【日時】 2022年9月29日 (木) This recital is over
【題名】 宗次エンジェル基金/日本演奏連盟正会員のための公演活動支援事業
佐藤ひでこピアノリサイタル
【出演者】佐藤ひでこ
【会場】 小田原三の丸ホール(大)
【日時】 2022年5月16日 (月) This public recording is over
【題名】 佐藤ひでこピアノ演奏動画収録
【出演者】佐藤ひでこ
【会場】 逗子文化プラザなぎさホール
【日時】 2021年3月26日 (土) This public recording is over
【 題名】 佐藤ひでこピアノ演奏動画収録
【出演者】佐藤ひでこ
【会場】 二宮町ラディアンホール
【日時】 2020年11月28日 (土) This public recording is over
【題名】 佐藤ひでこピアノ演奏公開収録
【出演者】佐藤ひでこ
【会場】 逗子文化プラザなぎさホール
【日時】 2020年2月27日 (木) This recital is over
【題名】 佐藤ひでこピアノリサイタル
【出演者】佐藤ひでこ
【会場】 東京文化会館小ホール
【日時】 2020年2月1日 (土) This recital is over
【題名】 佐藤ひでこピアノリサイタル
【出演者】佐藤ひでこ
【会場】 二宮町ラディアンホール
【日時】 2020年1月12日 (日) This recital is over
【題名】 佐藤ひでこピアノリサイタル
【出演者】佐藤ひでこ
【会場】 逗子文化プラザなぎさホール
【日時】 2018年5月30日 (水) This recital is over
【題名】 佐藤ひでこピアノリサイタル
【出演者】佐藤ひでこ
【会場】 浜離宮朝日ホール
【日時】 2018年4月19日・26日 (木) This recital is over
【題名】 佐藤ひでこピアノソロコンサート
【出演者】佐藤ひでこ
【会場】 赤坂ベヒシュタイン・センター

【日時】 2018年4月7日 (土) This recital is over
【題名】 佐藤ひでこピアノリサイタル
【出演者】佐藤ひでこ
【会場】 藤沢市民会館大ホール
M&H Music Festival in Pistoia (Master Class)
ピアノとの出逢い
1962年生、3才より母・佐藤麗子
(永井進門下、昭和36―54年東京音楽大学ピアノ科講師)より英才教育を受ける
学歴 (音楽学校のみ)
桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室 / 東京音楽大学付属音楽教室
東京音楽大学付属高校 / ベラルーシ国立音楽院(旧ソ連) / 東京音楽大学
ポーランド国立ショパン音楽院大学院 (旧ワルシャワ音楽院) /
ポーランド国立クラコフ音楽院大学院 / バルセジア音楽アカデミー
師事した主なProf,
ダン・タイ・ソン
ナターリア・チョムキーナ
(ロシア巨匠ヤコブ・ザーク / ロシア巨匠エミール・ギレリスの弟子)
イリーナ・スィヤウォーヴァ(ロシアピアニズムの重鎮 G・ネイガウスの弟子)
ヴィンチェンツォ・バルザーニ / 山口喜久子 / 井口愛子 /関根有子/ 岩崎淑
評論家による演奏の評価
非常にシャープな感性と純粋で真摯な音楽性の持ち主であり、そのナイーブな心で
それぞれの作品に秘められたロマンを豊かに感じ取り、それを物おじしないで大胆
に前面に押し出すことによって、とても純度が高くセンシティブな表現
彼女の音楽は、それ自体としては極めて自然でクセのないものであり、透明度の高
さや特有の清らかさを随所で強く印象づけていたが、音楽をこうした捉え方ができ
ることは、別の角度から考えると非凡な個性以外の何物でもなく、このピアニスト
が非常に貴重な才能を有してる事実を実感させた。
《柴田龍一(音楽評論家)ムジカノーヴァ 2020年 5月号より》
ドイツ・ロマンが幽玄と結びついた淑やかな歌い。ゆったりとした腕の上下動が手
首を軸に指の圧を微調整する、ロシア奏法。しかも求める音がそうさせている。
比類ないピアニストでありアーティストを今後もフォローしていく。
《高塚昌彦(音楽評論家)音楽現代 2020年5月号より》
何と自由に美しく飛翔する音楽だろう!ポエジーと香り立つロマンティシズムが聴
くものにファンタジーを贈り届ける。
《藤巻暢子(音楽評論家)ショパン 2020年 4月号より》
レッスンの特徴
1983年旧ソ連時代からロシアン奏法を探求。重力奏法の技法 / メロディーラインを
ボーカルで歌うように滑らかに奏でるコツ / 美音や音色変化のコツ / 自分の持って
いる感性をいかに最大限に表現するかのコツ、表現とメカニカルは別物ではない奏
法の秘儀など、約38年間ロシアピアニズムの探求から学んだものを指導。
HS classic Officia Channel( YouTube )でロシアン奏法(ロシアピアニズム)をご参照
ください
【日本演奏芸術医学研究会】2022年7月18日
「設立記念第一回学術集会」で発表予定であった抄録より
私は、6年前まで約21年間にわたり職業性ジストニアを患っていた。現在は、元の
機能を完全に取り戻し、演奏活動に復帰している。1989年頃からジストニアの症状
が出現し、手が思うように開かなくなったのは1995年、7年間のヨーロッパ留学から
帰国した時で、デビューリサイタルの4ヵ月前のことであった。ジストニア発症
および回復の経験から皆さまにお伝えしたいことがある。
中指を内側に巻いた連打、素早いパッセージを目指すときや、手の角度を変えたと
きなどに危険が潜んでいる。第2~5指のMP, PIP, DIP関節が凹まないよう圧力を
斜め内側下にかけるとともに、伸筋も鍛える訓練が必要となる。ジストニアの状態
を克服するために大切なことは、脳が違和感を覚えたときにはすぐに練習を中止す
ること、不使用により衰えた筋肉を鍛えることである。
⇧HSclassic Piano Academy⇧
興味のある方は画像をクリックでサイトへ

佐藤ひでこのCDやオフィシャルグッズ購入は
上記のロゴをクリック
※現在、商品は出品していません

HSclassic 公式マスコット
ピアノ大好き☆ぴあのん
Scenery of Recording Secret Video Hideko Sato (p)
Debussy Preludes1 Ⅺ La danse de Puck
HidekoSato Recital(Digest) Debussy Schubert Chopin Beethoven 29 Sep.2022 Odawara Sannomaru Hall(L)
Beethoven Piano Sonata Op.110-3 As-Dur
Beethoven Piano Sonata Op.110-1 As-Dur
Chopin Sonate no.2 Marche funèbre b-moll Op35-3,4
Chopin Nocturne Op.55-2 Es-Dur
佐藤ひでこピアノリサイタル2022/9/29小田原三の丸ホール予告
Beethoven Piano Sonata No.31 As-Dur Op.110
Brahms Intermezzo Op.117-3
佐藤ひでこの演奏を聴いたのはいつのことであったか...
プロコフィエフの戦争ソナタを弾いていたのだがそれは凄まじいま
でのテンションであった。音に対しての非常に鋭敏な感覚を持って
おり美しい音はもちろんのこと必要とあらばきつい音を出すことも
厭わない。堅苦しいピアニストが多い中なんという爽快感であろう
か。その上楽譜に囚われずその裏にあるものを本能的に感じ取って
演奏している。作品からここまで色々な要素を読み取り指に伝える
ことのできるピアニストはそういるものではない。また、瞬間の閃
きを大事にする為意外な表情や想像を超えたものが生まれるのだ。
その表情それぞれが切れ込んだいわゆる攻めの表現なので聴き古さ
れた曲も何が起こるかわからない楽しみがある。構成も素晴らしい、
このプロコフィエフもまず客観的に しかしどっしりと構築されて
おり堅牢な建築然とした様相であった。この類い稀な構成力と野性
本能的な躍動、即興性が結び付いた時、演奏としてはもうこれ以上
何を望もうということになってしまう。当然の事ながらショパンも
まったくもって独創的であった。葬送ソナタの終楽章など信じられ
ない音が浮かび上がり恐ろしい程の集中力のもと美しくもグロテス
クな世界観を作り上げていた。演奏を聴くというよりも固唾を飲ん
で見守る様な体験であった。 これこそ真の芸術というべきであろう。
佐藤ひでこの別の顔として完治が難しいとされるジストニアを発症
するも自身のリハビリのみで完治させたほぼ前例のないピアニスト
というものがある。その経験を基に自ら学会で発表する程学究肌の
面も併せ持つ。現在治療法もまとめ上げられているという。
佐藤ひでこは様々な意味で稀有なピアニストなのである。
森 曠士朗 (音楽評論家 )
凄まじく鋭い感性や究極の音楽性を美音で奏でる佐藤ひでこ
佐藤を本来いるべき場所へ送り出す応援プロジェクト
皆様のお力で世界屈指の才能を応援しましょう
日本でのリサイタルやヨーロッパでの音楽活動や
佐藤の将来性を信じて
協賛していただける企業/団体/個人の方募集中!!
ご連絡は下記のいずれかのメールにお願い致します。
hsclassicjapan@gmail.com
hs@hsclassic.com
HSclassic事務局まで
☆佐藤ひでこによるレッスン受講希望者は、
上記「予約する」ボタンからお申込みください
【佐藤ひでこロシアピアニズムレッスン】
☆ 一般コース 1時間 16,000円
☆専門家コース1時間17,000円
☆ M&H マスタークラスコース 1時間 18,000円
☆ ソロリサイタル開催コース 1時間 20,000円
【ジストニアリハビリ】
☆リハビリレッスン 1時間16,000円
・アクセス:神奈川県内
(お申込み → 日程決定後、詳細をお送りいたします)
☆佐藤ひでこによるマスタークラス(イタリア)受講希望の方
M&H Music Festival in Pistoia公式HPを参照ください
http://hsclassic.com/masterclass.html
・受講者氏名 ・生年月日 ・電話 ・メールアドレス・音楽歴
・15分程度の音源(イタリアでの演奏希望曲→コンサートに推薦します)
音源を添付したメールに上記の内容を記載し、
以下のアドレスに送信してください(担当:平ノ島)
mandhjapan@gmail.com
⇧HSclassic Piano Academy⇧
興味のある方は画像をクリックでサイトへ

佐藤ひでこのCDやオフィシャルグッズの購入は上記の
どちらかのロゴをクリック
※現在、商品は出品していません

HSclassic公式マスコットキャラクター
ピアノ大好き☆ぴあのん
Scenery of Recording Secret Video Hideko Sato (p)
Debussy Preludes1 Ⅺ La danse de Puck
HidekoSato Recital(Digest) Debussy Schubert Chopin Beethoven
29 Sep.2022 Odawara Sannomaru Hall(L)
Beethoven Piano Sonata Op.110-3 As-Dur
Beethoven Piano Sonata Op.110-1 As-Dur
リサイタル開催決定!!
【日時】 2023年11月6日 (月) 開演19:00 開場18:30
【題名】 CDリリース記念 佐藤ひでこピアノリサイタル
【出演者】佐藤ひでこ
【会場】 東京文化会館小ホール
【マネジメント】 ミリオンコンサート協會 TEL.03-3501-5638 (代)
【協力・後援など】
主催 :HS classic
衣装協力:趣味のきもの・帯 平塚とよしま
特別協力:Villa Magni (イタリア)
特別協力:M & H Music Festival in Pistoia
特別協力:HSclassic International Piano Performance Institute
協力 :株式会社フォンテック
後援 :駐日サンマリノ共和国大使館 / (公社) 日本演奏連盟
【チケット】全席指定 SS席6,000円 S席5,000円
A席4,000円 B席3,000円
【チケット購入】
チケットぴあ (Pコード:241668)
https://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=HA180049
【チケット当日お取り置き】
HS Group TEL,03-5860-5277(代)

【日時】 2022年9月29日 (木) This recital is ove
【題名】 佐藤ひでこピアノリサイタル
【会場】 小田原三の丸ホール
【日時】 2022年5月16日 (月) This public recording is ov er
【題名】 佐藤ひでこピアノ演奏動画収録
【会場】 逗子文化プラザなぎさホール
【日時】 2021年3月26日 (土) This public recording is over
【題名】 佐藤ひでこピアノ演奏動画収録
【会場】 二宮町ラディアンホール
【日時】 2020年11月28日 (土) This public recording is over
【題名】 佐藤ひでこピアノ演奏公開収録
【会場】 逗子文化プラザなぎさホール
【日時】 2020年2月27日 (木) This recital is over
【題名】 佐藤ひでこピアノリサイタル
【会場】 東京文化会館小ホール
【日時】 2020年2月1日 (土) This recital is over
【題名】 佐藤ひでこピアノリサイタル
【会場】 二宮町ラディアンホール
【日時】 2020年1月12日 (日) This recital is over
【題名】 佐藤ひでこピアノリサイタル
【会場】 逗子文化プラザなぎさホール
【日時】 2018年5月30日 (水) This recital is over
【題名】 佐藤ひでこピアノリサイタル
【会場】 浜離宮朝日ホール
【日時】 2018年4月19日・26日 (木) This recital is over
【題名】 佐藤ひでこピアノソロコンサート
【会場】 赤坂ベヒシュタイン・センター

【日時】 2018年4月7日 (土) This recital is over
【題名】 佐藤ひでこピアノリサイタル
【会場】 藤沢市民会館大ホール
M&H Music Festival in Pistoia (Master Class)
ピアノとの出逢い
1962年生、3才より母・佐藤麗子(永井進門下、昭和36―54年東京音楽大学
ピアノ科講師)より英才教育を受ける
学歴(音楽学校のみ)
桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室 / 東京音楽大学付属音楽教室 /
東京音楽大学付属高校 /ベラルーシ国立音楽院(旧ソ連)/ / 東京音楽大学
ポーランド国立ショパン音楽院大学院 (旧ワルシャワ音楽院) /
ポーランド国立クラコフ音楽院大学院 / バルセジア音楽アカデミー
師事した主なProf,
ダン・タイ・ソン
ナターリア・チョムキーナ(ロシア巨匠ヤコブ・ザーク /
ロシア巨匠エミール・ギレリスの弟子)
イリーナ・スィヤウォーヴァ(ロシアピアニズムの重鎮 G・ネイガウスの弟子)
ヴィンチェンツォ・バルザーニ / 山口喜久子 / 井口愛子 / 関根有子 / 岩崎淑
評論家による演奏の評価
非常にシャープな感性と純粋で真摯な音楽性の持ち主であり、
そのナイーブな心でそれぞれの作品に秘められたロマンを豊かに感じ取り、
それを物おじしないで大胆に前面に押し出すことによって、とても純度が
高くセンシティブな表現彼女の音楽は、それ自体としては極めて自然で
クセのないものであり、透明度の高さや特有の清らかさを随所で強く
印象づけていたが、音楽をこうした捉え方ができることは、別の角度から
考えると非凡な個性以外の何物でもなく、このピアニストが非常に貴重な
才能を有してる事実を実感させた。
《柴田龍一(音楽評論家)ムジカノーヴァ 2020年 5月号より》
ドイツ・ロマンが幽玄と結びついた淑やかな歌い。ゆったりとした腕の
上下動が手首を軸に指の圧を微調整する、ロシア奏法。しかも求める音が
そうさせている。比類ないピアニストでありアーティストを
今後もフォローしていく。
《高塚昌彦(音楽評論家)音楽現代 2020年5月号より》
何と自由に美しく飛翔する音楽だろう!ポエジーと香り立つロマンティシズム
が聴くものにファンタジーを贈り届ける。
《藤巻暢子(音楽評論家)ショパン 2020年 4月号より》
レッスンの特徴
1983年旧ソ連時代からロシアン奏法を探求。重力奏法の技法 / メロディーラインを
ボーカルで歌うように滑らかに奏でるコツ / 美音や音色変化のコツ自分の持っている
感性をいかに最大限に表現するかのコツ、表現とメカニカルは別物ではない奏法の
秘儀など、約40年間ロシアピアニズムの探求から学んだものを指導。
【日本演奏芸術医学研究会】2022年7月18日
「設立記念第一回学術集会」で発表予定であった抄録より
私は、6年前まで約21年間にわたり職業性ジストニアを患っていた。現在は、
元の機能を完全に取り戻し、演奏活動に復帰している。1989年頃からジストニア
の症状が出現し、手が思うように開かなくなったのは1995年、7年間のヨーロッパ
留学から帰国した時で、デビューリサイタルの4ヵ月前のことであった。
ジストニア発症および回復の経験から皆さまにお伝えしたいことがある。
中指を内側に巻いた連打、素早いパッセージを目指すときや、手の角度を
変えたときなどに危険が潜んでいる。第2~5指のMP, PIP, DIP関節が凹まないよう
圧力を斜め内側下にかけるとともに、伸筋も鍛える訓練が必要となる。ジストニア
の状態を克服するために大切なことは、脳が違和感を覚えたときにはすぐに
練習を中止すること、不使用により衰えた筋肉を鍛えることである。